2012年08月14日

01.ひとひら



巡る季節、募る想いの先に――

さて、昨日の記事で予告していた通り、今日からアルバムのライナーノート的な記事を書いていきたいと思います。初日は1曲目、「ひとひら」ですね。

私の場合、ただ「曲を作ろう」、と思っても正直何も思い浮かびません。というわけで、曲を作り始める前に「歌詞のコンセプト」と「音のコンセプト」を決めることにしています。
ひとひらの場合、前者は「春の歌(なんて単純な…)」、後者は「オルガンを活用する」という感じでした。特に後者は、自分が弾ける唯一の楽器であるピアノを使わずに作った初めての曲ということで、個人的には結構意味のあることだったりします(オルガンも鍵盤楽器ですけどね)。結果的には、ゆったりまったりとした雰囲気が出せてよかったのではないかと思ってます。
ちなみに、イントロや間奏で登場するロックオルガンの演奏で、装飾音符のように弾いている箇所がありますが、あれはもともとリアルタイムで録音した時の弾き損じでした。これが意外といい感じだったのでそのまま残し、間奏にも採用したのです。そういうことってあるものですね。

歌詞の中ではかなりの青春模様が展開されています(のつもりです)が、残念ながら私にはそんな甘酸っぱい青春はなかった…と言ったら、動画を作ってくださったかさかさんも同じくだそうです。きっと青春恋物語なんて都市伝説なんでしょうね。
でも誰にとっても、春というのは別れと出会いの季節であり、小さな物語がいくつも生まれる季節でもあるんだと思います。夏の盛りにいうのもなんですが、その時の自分と重ね合わせて聴いていただければ嬉しいですね。

アルバムの曲順については結構悩んだのですが、春の歌ということで1曲目をこの曲にしようというのは、割とすんなりと決まりました。イントロもアルバムの最初の曲にちょうどいい感じがしてとても気に入っています(もちろん曲全部好きですよ?)。

歌詞は以下にあります。



例えば 世界の底に
沈んだ 言葉をその掌に
掬いあげて ひとひら空へ還して
また夢を見る

花の舞う あの日々は遠く
いつまでも そこに在るような 気がしてた
今は 同じ色をした
風が どこか冷たくて

当たり前のように 季節は巡って
それでも幸せだよと
言い聞かせてきたけど

微睡みの中の記憶は
不意に 途切れて消えてしまった
春風が そっと背中押しても
選べないまま

始まりと終わりを告げる鐘が
鳴り響くこの部屋で
弾けそうな鼓動 溢れるこの想いを
君は知らないの

芽吹いた 在りし日の夢を
伝える 言の葉は風に乗って
奏でていく 変わっていく未来の
その旋律を

この手に ふわり舞い落ちた
花びらは 何も語らなくとも
掬い上げて ひとひら空へ還すよ
旅立ちの日に

君と二人で
posted by Guliver32 at 18:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月13日

ボーマス22でアルバムを…

j01.jpg

ブログの存在が完全に頭から消し飛んでいました。Guliver32です。

…で、来る8/31(金)の深夜に開催されますTHE VOC@LOID MASTER 22(夜のボーマス)(http://ketto.com/tvm/)にて、なんと1stアルバムを頒布させていただくことになりました!

Guliver32 1st Album「君のいた世界」

01.ひとひら
02.真昼の月
03.ひとり歩き
04.Vacancy
05.篝火
06.夏の少女にもう一度
07.送り火
08.月下の告白
09.花葬曲
10.消えない夢はノイズの向こう
11.太陽の唄
12.幻想
13.嘘と真実
14.ぼくらのあしあと
15.明日色の花

8/13現在ニコ動未公開曲の7曲を含む全15曲、収録時間は68分弱と、自分で言うのもなんですがボリュームたっぷりのアルバムとなっております。
ニコ動公開済みの楽曲に関しましてもmixから見直し、さらにWhereabouts Records様(http://whereabouts-records.com/)によるマスタリングを経てより聴きやすくなったと自負しております。
初の深夜開催となりましたボーマス22にて、後半(4:00〜6:30)のB17番ブースにて、1,000円で頒布する予定です。是非お立ち寄りください!

ジャケット等のデザイン・イラストは、動画の方でもお世話になっているかさかさん(http://www.pixiv.net/member.php?id=2760013)にお願いしました。本当に素敵なデザインになっていますよ!
この記事を書いている段階ではまだ現物は手元にないので、出来上がりが楽しみでございます。

ここでひとつ、あまり面白くもない注意事項をば…。
本アルバムは、商業用のCDなどで用いられる「CDプレス」という方法ではなく、「CDコピー」という方法で作る予定です。前者は互換性が高く、ほぼすべてのCDプレーヤーで再生可能なCDができる方法ですが、予算的に少数生産には向かないという欠点があります。一方CDコピーは、ご家庭のPCなどでCDを焼くのと原理的には変わらない方法で、ごく一部ではあると思いますが、CDが再生できないプレーヤーも存在するようです。
CDのコピーはきちんとした業者さんにお願いしますし、もし再生に不都合がありましたら、楽曲データの転送などで対応いたしますが、ご購入の際には頭の片隅に入れておいてください。

また、少数生産のため通販委託の予定はありませんが、遠方の方、18才未満の方などボーマスに来られない方は、メールなどで連絡を頂ければ個別に郵送でお届けします。このへんの詳細はイベント終了後に改めて告知いたしますので、それまでお待ちください。

そして、明日から15日間連続で、ブログにてアルバム収録の各楽曲についてのライナーノート的なことをやりたいと思います。アルバムや曲の制作秘話もあるかもですが…。全然関係ない話に脱線しそうな雰囲気が今からプンプンしておりますが、そういう読み物だと思って気軽に見に来ていただければと思います。

クロスフェードはただ今準備中です。今週末くらいにあげられたらいいなと思っておりますのでご期待ください。

それでは、また明日お目にかかれますよう。
posted by Guliver32 at 22:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月21日

新曲をですね


新曲を出した時にしか更新せんのかい!どうもすみません、Guliver32です。
というわけで新曲をお届けすることが出来ました。

イラストは雪月佳さん、エンコードはkenjiさんにお願いしました。イラストが素晴らしすぎる…!そしてフルスクリーン推奨タグが!kenjiさんのおかげすなー。
しっとり聴ける曲になってる、といいなと思います。

歌詞はこちら。

花葬曲


変わらないものだけ 此処に集めて
そのなかで二人 このままずっと

綺麗なものだけ 此処に束ねて
いつまでも二人 眺めていたい

風が鳴り やがて 嵐が訪れる
最後の祈りさえ 嘲笑うように

指の間 零れ落ちて
二度と元には 戻らない
だから私 花の中で眠るの

近くにいたいと 思うことすら
枷になることが あるのでしょうか

遥か昔から 繰り返された
悲劇は神さえ 見放すでしょう

もういいの 私 これ以上 望まない
静寂に浮かぶは 唯一の標

この身焦がす 苦しみなら
きっと忘れてしまうでしょう
やがて明けゆく夜のように

指の間 零れ落ちた
時を静かに 閉じ込めて
そして私 花と共に眠るの

そうね私 花の中で眠るの
posted by Guliver32 at 22:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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