2012年08月21日

06.夏の少女にもう一度

二度と戻らない、二人だけの夏ーー

またもや更新が遅くなって申し訳ありません。今日は6曲目、夏の少女にもう一度についてですね。

曲のタイトルは、とある小説の章題からつけたもので、曲や歌詞はタイトルをつけたあとで考えました。真昼の月と同じパターンですね。今まで使ったことのないシャッフル系の、明るく元気のいい曲にしようと思ったのですが、歌詞が若干切なくなってしまいました…。私には元気な歌詞は書けなかったようです。
ただ、明るい曲調とちょっと切ない歌詞って、意外と相性がいい気がしました。悲しくなりすぎないで、でもちょっと寂しさが残る、そんな曲に仕上がっていればいいなと思います。
posted by Guliver32 at 22:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月19日

05.篝火



暗闇の世界の、たったひとつの灯火――

本日2曲目のライナーノート、篝火をお届けします。

クロスフェードをお聴きになってもらえるとわかると思いますが、この曲をアルバムに収録するにあたっては、ボーカルをGUMIさんにしたり、バックも音源の差し替えやパートの追加など、色々手を加えました。そのため、公開している音源の雰囲気は残しつつ、より聴きやすくなったのではないかと思っています。

ちなみに、私が作った曲の中で唯一、VOCALOIDのブレス音を使った曲です。これ以降使いこなせていません…。

この曲のコンセプトは「3拍子民族調」でした。もっと具体的に言いますと、ちょっと(ちょっと?)古いですが、Simon&Garfunkelの"Scarborough fair"を久々に聴いて感化されたというのが正しい気がします。3拍子ではありますが、作っているうちにアレンジはかけ離れていきましたが…。でもコード進行なんかは頑張って取り入れようとした、ようなそうでもないような…。

歌詞は、中学の時の林間学校的なものでやったキャンプファイヤーの情景を思い浮かべながら書きました。あまり歌詞の内容と関係ないんですが、登場人物の気持ちになりきって、割とすらすら書けた記憶があります。夜の炎ってなんであんなに幻想的なんでしょうね?

歌詞は以下からどうぞ。


篝火

研ぎ澄まされた 刃のような
冷たい風が私の 眠りを覚まして
涙をそっと 指でぬぐっても
心に残る痛みは 消えることなく

貴方がいなくても 世界は廻ってく

私のこの両手が 届かないのなら
せめて私の想いを 乗せて舞え
高く 篝火

「辛い」「悲しい」 負の感情は
壊れた日々の中では 押し潰されても
夜闇を照らす 赤い炎は
私の本当の心 映し出すようで

私のこの両手が 届かないのは
遠く夜空に瞬く 星を望むから
泣いてばかりいないで 生きていくんだと
わかっているから今だけ 貴方感じていたい

私のこの姿が 遥か彼方の
星になった貴方に 届くように
灯せ 篝火
posted by Guliver32 at 23:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

04.Vacancy



すべてを受け入れてしまえば――

昨日は更新できなくてすみませんでした。というわけで今日は2つ、Vacancyと篝火について書きたいと思います(記事は別にして)。

歌詞を書くネタが尽きた時、本やらマンガやらを読みふけって、そこで感じたものを歌詞に混ぜ込んでみるという手法をよくとります。読んだものの内容をそのまま使うことはあまりなくて、あれこれと考えているうちにいい感じのオリジナル感が出てくることが多いので、元ネタがちゃんとある場合でもたいていは感じ取れないと思うのですが。というわけで、この曲には元ネタとなる作品が、実はちゃんと存在しています(何かは明かしません、というか恥ずかしくて明かせません…)。
ちなみに、ミクさんがボーカルということで少女の目線で書いていますが、元ネタは不遇な生い立ちの少年の話でした(とまとめるのもかなり語弊がありますが…)。

この曲は、結局あまり前向きな終わり方はしません。取ってつけたような終わり方にはしたくなかったので、あえてこのような終わらせ方にしたのですが、動画のコメントにはそこが残念だったという意見もありました。
これはなかなか難しいところですが、聴く側としては当然の感情なんだろうと思います。でも、今Vacancyの歌詞を書き直せと言われても、たぶん前向きエンドにはできないでしょう。もし前向きに終わらせるなら、この曲の続編で、ということになると思います。歌詞はあそこで終わりですが、彼女の物語はその先も続いていくと考えてますので。

歌詞は以下からどうぞ。



Vacancy

胸をよぎった思いは 言葉にならずに消えた
虚ろに揺れるシャンデリア 光と影を生み

誰からも与えられず 何ひとつ求められず
そして世界は今日もまた 少し遠のいていく

触れないように 見えないように
押さえつけて軋み歪んだまま
悲鳴をあげる ことすら忘れ
安らぎの無い眠りへと落ちる

籠の中しまい込んだ 鍵をかけて閉じ込めた
それでもまだ足りないから 鎖で締めつけた

映える庭の緑も 可憐に咲き誇る花も
曇るガラス越しに見える 虚構の楽園で

閉まる扉に 絶望なんて
とうの昔に置いてきた感情を
もしもこの身に 宿せるのなら
思い切り泣いてもいいの?

誰も知らない 知らなくていい
でも本当は誰か見ていてほしい
愛されなくても 望まれなくても
私はここに生きているから

私は生きているから
posted by Guliver32 at 23:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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